今回も「世界でいちばん悲しいオーディション」で感じたことを書きます。
前回の記事「覚悟のある人の目は綺麗」
1週間もあれば人は変わる
オーディション開始の参加人数は、24名。そこから毎日、3名脱落して島から帰ることになる。
(壱岐島:長崎県の離島)
合宿の最初の方は、「まさか自分が落ちるわけない」と思う人が多い。
でも、毎日3名ずつ落ちていくと次第に脱落するかもしれないという不安が出てくる。その不安に気付いたときはもう遅い。脱落しているのだ。
脱落してから開き直る人もいれば、愚痴をこぼす人もいた。
緊張が一気になくなると今まで挑戦したことをネガティブに捉えていることが多いと気付いた。
人って簡単に壊れるんだな。
また、合宿中に食べる物には、デスソース入りのご飯が出てくる。参加者には、気付かれないように白米や魚の下にスタッフが仕込んでいる。
1日目の食事では、デスソース入りのご飯はハズレ要素だった。でも、デスソース入りのご飯を食べればポイントが加算されていく。
次第に、ご飯を食べるときに、匂いを嗅いでデスソース入りのご飯を探し当て、自ら食べるようになる。さらに、追加でデスソースを貰いにいこうとする人たちが増えていった。
このオーディションに残るためには、24時間休む暇がない。
休むということは脱落するということ。
アイドルは、表舞台でただキラキラしているだけではなく、裏での生き残りを掛けた勝負を毎日している。
オーディションというものを受けたことはないけど、テレビに出ている芸人や俳優、アイドルは時間に見合わない仕事をしている。
今働いている人でも時間関係なくスキルを高めようとしている人が、最終的には生き残る。
少しづつでもいいから前進あるのみ
バイ!
コメント