初めて写真家の写真集を購入!
堅苦しいイメージがあったからこれまで買うことはなかった。
これまでは自分が撮りたいものだけ、これからも撮りたいものだけ撮る。
でも、自分の写真しか見ていないとこれ以上違う視点から撮れないと思ったから本屋に行き、パッと見で良かったこの1冊を選んだ。
「HILL TO HILL」Shinzo Maeda
わかりやすい
写真を撮っている場所が、富良野付近で十勝岳やトムラウシ、ジャガイモ畑を撮影している。
それ以外はほとんど写り込まないので一貫して前田さんがみている風景を感じることができた。
2分割構図
写真を撮るときに水平をしっかり出しているから、空と地面に何があるのか瞬時に見分けることができる。
なんの違和感もなく写真を見続けられるので、これから風景写真を撮るときの参考にする。
※2分割構図:上下または左右を1:1で均等に分ける構図
色は少ない方がいい
構図のほかに色も考えなければいけない。2~5色にすることによってシンプルでインパクトがある。
「雲の白」「空の青」「草の緑」
ピントは全体に合わせる
人物を撮るときは、ピントを人に合わせて周りをぼかすことによって人に目がいく。
ピントがボケず写真全体にピントが合っているから実際にその場にいるような感じがする。
写真のつながり
写真集はインスタグラムのように1枚の写真を見せるだけではなく、本になっているからどこに写真を配置するかとても大事。
つながりを意識することで、1つの物語が想像できる。
合っているかどうかはさておいて、
自分が読んで感じたつながりは「四季でつなぐ、色でつなぐ、雲でつなぐ」
もっともすごいなと感じた繋ぎ方は、「風景の切れ目が次の写真につながげる」
1枚の写真は別々だが、巻物のように次々とつながっている。
あとがきを見たとき前田さんの孫の方が、次に繋がるように意識していると書いていた。感じたことと答え?が一致したので気持ちよかった。
まとめ
これからも面白そうな写真集を見つけたら紹介しようと思う。
言葉だけではわからないと思うので、実際に買ってみて読むことをオススメする!
バイ!
コメント